【膝の痛みの治療実積】8,400症例突破のご報告
2020.09.28
できるだけ低侵襲ながら効果的な変形性膝関節症の痛み治療のため、大宮ひざ関節症クリニックでは、PRP-FD注射や幹細胞治療を導入しております。
当クリニックグループ全体でのこれらの治療実績が、2020年8月末の時点で、合わせて8,400症例以上となりました。
PRP-FD注射の治療実績:5,500症例
患者さまの血液から、痛み改善に有効な物質を濃縮して患部に投与する治療法が、PRP-FD注射です。血液に備わる止血や傷を修復する自己治癒作用を一時的に高めるというメカニズムで、変形性膝関節症などのつらい関節炎を抑える効果が期待できます。当院の症例においては、定期的なヒアルロン酸注射で改善が見られないケースでも、重篤な副作用なく痛みの軽減が確認されています。
2015年11月から当グループではご提供をスタートしており、5,500例以上の治療実績となりました。
幹細胞治療の症例実績:2,900例以上
再生医療の分野で研究が続けられている幹細胞ですが、当院では患者さまの脂肪から採取した幹細胞を培養してから、変形性膝関節症の治療に活用しております。関節炎やそれに伴う強い痛みを抑制する作用が認められていて、進行期~末期の患者さまが多い当院の治療後1年を追った統計でも、3か月後には全体の約6割のケースに治療が奏功し、それが1年後まで継続しているデータを確認しています。
2015年3月からの治療実績は、8月で2,900症例以上となりました。
裏付けのある治療提案を広めるために
症例から得たデータは、今後の治療提案や効果の目安を見極めるためにも、とても重要です。それは広く医療業界に広めなければ、自己満足でしかありません。当院の院長、大鶴医師もその考えのもと、学会でのシンポジウム講演といった学術活動にも意欲的に取り組んでおります。
こうして医療の進展に貢献できるのも、患者さまのご協力があってこそです。深く感謝しつつ、当院の患者さまだけでなく、より多くの患者さまがどこでもデータに基づく医療提案を受けられるよう、診療はもちろん、今後もこのような活動に取り組んでまいります。