第93回日本整形外科学会で変形性膝関節症の治療成績を発表しました
2020.08.07
大宮ひざ関節症クリニックでご提供しております「培養幹細胞」と「PRP-FD」の治療成績について、大鶴任彦院長が第93回日本整形外科学会学術総会で発表しました。
発表内容
今回の学会で大鶴院長は、下記の2演題を発表しました。
「変形性膝関節症に対する脂肪組織由来間葉系幹細胞(ASC)の関節腔内注射の治療成績」
「変形性膝関節症に対する血小板由来成分濃縮物-凍結乾燥(PFC-FD)の関節腔内注射の治療成績」
ひざ関節症クリニックグループが開院した2015年から昨年2019年までに治療を行った患者さまの症例データをもとに、それぞれの治療成績についてまとめたものです。
第93回日本整形外科学会学術総会について
当初は5月21日(木)〜24(日)まで福岡で開催予定でしたが、新型コロナウイルスの影響もあり、6月11日(木)〜8月31日(月)までのオンライン開催となりました。大鶴院長の発表はプレゼンテーション用のスライドをオンラインで公開する形で行われています。
日本整形外科学会における口演発表は、全国から登録があった演題の中でも、そのチャンスをいただけるのは約2割と極めて狭き門です。今回はオンライン公開となりましたが、大鶴院長の培養幹細胞治療(ASC)の発表は、元々口演発表に組み込まれていました。このことから、我々のグループで取り組んでいる再生医療、特に培養幹細胞治療は全国的に大きな注目を浴びている分野であると確信しております。
日々の治療から蓄積されたデータに関しましては、今後もより良い医療の伸展のために広く発信するとともに、当院を受診してくださる患者さまの診断やご提案内容にも活かしていきたいと考えております。