新宿院院長の横田医師が再生医療学会で5つの演題を発表しました

2019.03.25

学術発表

第18回再生医療学会でポスター発表する横田医師

2019年3月21〜23日に神戸国際会議場・神戸国際展示場で開催された「第18回日本再生医療学会総会」にて、東京ひざ関節症クリニック新宿院の横田院長が、臨床実績について報告いたしました。
運動器再生1のカテゴリーで2件、体性幹細胞(細胞移植2)で2件、運動器(治療)で1件と、計5演題の発表を行っております。

演題

1. 変形性膝関節症に対するplatelet-derived factor concentrate (PFC)とPRP関節内注射療法の臨床比較研究
2. 変形性膝関節症に対するplatelet factor concentrate(PFC)注射の治療成績は変形の程度(KL class)に比例する
3. 変形性膝関節症に対する脂肪由来培養幹細胞(ASC)追加注入後の1年臨床成績(リアルワールドデータ)
4. リウマチ性膝関節症(RA膝)に対する脂肪由来培養幹細胞(ASC)関節内注射治療の臨床成績の検討変形性
5. 膝関節症に対する脂肪由来培養幹細胞(ASC)と非培養間質血管細胞群(SVF)関節内注射治療の臨床比較研究

 

まずは3月21日にPRP-FD注射の臨床成績やPRP治療との比較研究について発表。翌日の3月22日に培養幹細胞治療の臨床成績、そして最終日には培養幹細胞とSVF(非培養幹細胞群)との臨床比較の研究内容について報告されています。
多くの医療関係者の皆さまがご清聴くださり、誠にありがとうございました。
ひざ関節症クリニックグループでは、医師の経験や主観だけでなく、誰もが根拠あるデータに基づく医療を受けられるよう、その環境構築につながるこういった活動にも積極的に取り組んでいきたいと考えております。

横田直正医師

発表内容をご覧いただけます

横田院長の発表された臨床報告や比較研究の内容については、下記のページでも詳しくご紹介しております。医療関係者の方はもちろん、一般の患者さまにも分かりやすいよう噛み砕いて解説したものになりますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

 

1. 「変形性膝関節症に対するPRP治療とPRP-FD注射の効果比較
2. 「PRP-FD注射の効果は変形性膝関節症の進行度でどう変わるのか
3. 「変形性膝関節症に対する培養幹細胞治療 〜追加投与の効果を考える〜
4. 「リウマチ性の膝関節症に培養幹細胞治療は効果があるのか
5. 「膝の幹細胞治療について、培養・非培養の効果を比較検証

※5つ目の発表についても、近日中に解説記事を公開予定です。→9/20追加